2016-03-22 アレクサンドル・スクリャービンのピアノ・ソナタ第6番作品62を聴く 古典~現代音楽ロシア編 今回取り上げるのは1872年生まれのスクリャービンが、 1911年に作曲したピアノ・ソナタ第6番作品62である。 聴いたCDはハーカン・アウストベーのピアノ演奏による。 単一楽章によるソナタで、神秘的な旋律と和音で始まる。 主題が展開されていく部分の作曲技巧が優れており、 確かに「悪魔的」とも言えるほどのところがある。 最後旋律が繰り返されながら高揚していく部分も印象的である。