今回は1876年生まれのポーランドの作曲家、
カルウォヴィチを取り上げます。
カルウォヴィチは、裕福な家に生まれ、
最初はヴァイオリン奏者になることをめざしていました。
1895年から1901年の間、ベルリンで学び、
ハンリク・ウルバンに作曲を師事しました。
のちにライプチヒでアルトゥール・ニキシュに指揮を学んだようだ。
帰国後の彼はポーランド音楽協会の役員として務め、
会長も務めたようだが、タトラ山脈でスキーをしている最中に、
雪崩に巻き込まれ若くして1909年亡くなったようだ。
今回聴いた曲は1901年から1902年にかけて作曲した、
聴いたCDは、アントニ・ヴィット指揮、
第一楽章アンダンテ-アレグロは、
重々しく引きずるような弦楽器の悲しげな旋律で始まり、
木管楽器がそれをなぐさめるかのように加わり、
やがて金管楽器も加わり盛り上がったあといったん静まる。
トランペットが鳴り響いた後、主部にはいり、
弦楽器による力強い主題が奏でられる。
もう一つの主題は弦楽器と木管楽器による穏やかな旋律である。
ロマンティックな旋律やドラマティックな部分は、
チャイコフスキーを思わせるところがある。
展開部ではこれらの主題が変形されていき、
その展開の技法としてはなかなか素晴らしい。
再現部を経て、各主題が現れ、金管楽器が盛り上げていき、
行進曲風に進んでいき、最後は力強く終わる。
第二楽章アンダンテ・ノン・トロッポは、
弦楽器の奏でる暗い感じの旋律で始まるが、すぐに明るさを取り戻し、
チェロ独奏による歌うような旋律が奏でられる。
そこにホルンや木管楽器が加わっていき、
情熱的な音楽に発展し、そのあといったん穏やかになる。
そのあとのクラリネットの独奏は味わい深い抒情的な旋律である。
再び弦楽器中心の音楽になり、そこに木管楽器や金管楽器が絡んでいく。
そのあと雄大な自然を思わせるような音楽になっていき、
最後は木管楽器と弦楽器で穏やかに終わる。
軽快で躍動感のある舞踏的な旋律で始まる。
中間部は弦楽器による抒情的な旋律で始まり、
木管楽器がそれに絡んでいく。
再び冒頭のスケルツォ主題が繰り返されて、
そのまま終楽章に続いていく。
第四楽章アレグロ・マエストーソ-アレグロ・ベン・モデラートは、
金管楽器のファンファーレのような音楽で始まり、
そのあと弦楽器中心に軽快で力強い旋律が奏でられる。
オーボエで始まるもう一つの主題は抒情的で、
それを弦楽器が引き継いでいき、
金管楽器も加わり情熱的な音楽になっていく。
そして、金管楽器がコラール風の旋律を奏でていく。
荘厳な感じの音楽は、そこでいったん終わり、
やや不安を示すような感じになるが、
再び冒頭の力強い旋律が弦楽器により奏でられ、
もう一つの主題も奏でられていく。
再び情熱的な感じが戻る中、金管楽器のファンファーレが鳴り、
ティンパニが鳴り響き、力強く旋律が奏でられ、
コラールも再び現れ、最後は力強く堂々とした感じで終わる。
いまさらですが8月16日松本城に行ってきたので、
その時のことを少しふれておきます。
八王子から特急あずさに乗り、昼前についたので、
若大将という店で昼食をとり、その後松本城に向かいました。
多くの観光客がいたので、入場制限をしており、
熱い中1時間くらいは待つことになりました。
木造の階段をのぼるにも階段の幅がせまいので、
お互いに道をゆずりあいながら階段をのぼり、
城の中を見学する感じでした。
