Mars&Jupiter おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

おおくぼっち(大久保っち)です。話題はハーバーフェルトトライベンや音楽、ウォーキング、城の魅力などです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調「合唱」作品125を聴く

今回取り上げるのは年末なので1770年生まれのベートーヴェンが、 1824年に作曲した交響曲第9番ニ短調「合唱」作品125を取り上げる。 今年はカリタ・マッティラのソプラノ、 ヴィオレータ・ウルマーナのコントラルト、トマス・モーザーのテノール、 アイケ・…

ヘロニモ・ヒメネスのサルスエラ「ルイス・アロンソの踊り」より間奏曲を聴く

今回取り上げるのは1854年スペイン生まれのヒメネスが、 1896年に作曲したサルスエラ「ルイス・アロンソの踊り」の 間奏曲を取り上げる。略歴は以前書いたので省略する。 今回聴いたCDはアタウルフォ・アルヘンタ指揮、 グラン・オルケスタ・シンフォニカ…

ヴィセンテ・リェオのサルスエラ「ファラオの宮廷」よりワルツを聴く

昨日は二俣川から舞岡を経て、本郷台まで歩きました。 南万騎が原周辺の道を一部変え、 県道22号線に入ってからは川沿いの遊歩道を歩き、 舞岡へは前よりも15分ほど早く1時間45分ほどで着きました。 そのあとの本郷台までは一部道を迷ったこともあり、 1時…

アマデオ・ヴィヴェス(ビベス)のサウスエラ「ボヘミオス」間奏曲と前奏曲を聴く

日曜日は久しぶりに長い距離を歩きました。 二俣川から舞岡付近まで約10km歩きました。 南万騎が原を経て、緑園都市まで大きな道路を歩き、 岡津町まで出て、そのあと瀬谷柏尾道路に出て、 上矢部町を通過して不動坂方面に歩き、 国道1号線を横断し、そのあ…

フェデリコ・チュエカの「大通り」序曲を聴く

今回取り上げるのは、1846年生まれのフェデリコ・チュエカが、 1886年に作曲した「大通り」序曲を取り上げる。 スペインのマドリードで生まれた彼は、 若くして音楽院で学んだが、いったん医学の道に進んだが、 ワルツの作品などを作曲し、再び音楽の道に戻…

パブロ・ルナの「ユダヤの子」前奏曲を聴く

今回取り上げるのは、1879年生まれのパブロ・ルナが、 1918年に作曲した「ユダヤの子」前奏曲を取り上げる。 スペインのアルハマ・デ・アラゴンで生まれた彼は、 サラゴサで学び、ヴァイオリンの演奏家として生活費を稼いだ。 その後チャピの影響を受け、サ…

トマス・ブレトンの演奏会用ボレロを聴く

今回取り上げるのは、1850年生まれのトマス・ブレトンが、 作曲した演奏会用ボレロを取り上げる。 スペインのサマランカで生まれた彼は、 地元の学校で音楽教育を学び、ヴァイオリンの演奏家として活動し、 その後はローマやパリなどに留学して音楽を学び、 …

レベリアノ・ソウトゥリョの「キスの言い伝え」前奏曲を聴く

今回取り上げるのは、1880年生まれのソウトゥリョが、 1927年に作曲したサルスエラの「キスの言い伝え」前奏曲を取り上げる。 スペインのポンテアレーアスで生まれた彼は、 パソドブレとよばれるダンスの音楽や、 サルスエラとよばれるオペラの一種の作曲家…

ヘスース・グリーディの10のバスクの旋律を聴く

今回取り上げるのは、1886年生まれのグリーディが、 作曲した10のバスクの旋律を取り上げる。 今回聴いたCDはアタウルフォ・アルヘンタ指揮、 スペイン国立管弦楽団の演奏による。 軽快で明るい旋律が金管楽器と木管楽器で奏でられて始まる。 次の旋律は感…

ルベルト・チャピの「人騒がせな娘」前奏曲を聴く

ここしばらく暑い日が続いています。 という理由からではないですが、 しばらくスペインの音楽を取り上げていこうと思います。 今回取り上げるのは、1851年生まれのルベルト・チャピが、 1897年に作曲した「人騒がせな娘」前奏曲を取り上げる。 今回聴いたC…

アドリアーノ・バンキエリのマドリガル・コメディ「ヴェネツィアからパドヴァへの船(旅)」を聴く

今回は1568年生まれのイタリアの作曲家バンキエリが、 1605年に作曲したマドリガル・コメディ、 「ヴェネツィアからパドヴァへの船」を取り上げる。 今回聴いたCDはジャンリコ・テデスキの語り手、 ウォルフガング・フロムの指揮、 コレギウム・ヴォカーレ…

カンティガ第253番「聖母マリアは喜んで(Degrad)」などを聴く

今回は「サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路Ⅱ」、 サブタイトル「レオンからガリシアへの巡礼路」を取り上げる。 今回聴いたCDはトマス・ビンクレー指揮、 ルネサンス合奏団の演奏による。 この中にはカンティガ第49番の、 「星が船乗りを導くよう…

カンティガ第103番の「聖母様によく仕える者は」を聴く

今回からはかつて購入していたCDで、 まだ聴いていない古楽のCDを紹介していきます。 今回は「サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路Ⅰ」。 サブタイトルが「ナバラからカスティーリャへの巡礼路」となっている。 今回聴いたCDはトマス・ビンクレー…

マルセル・ランドスキの交響曲第3番「デ・ゼスパス」を聴く

今回は1915年に生まれたフランスの作曲家ランドスキが、 1964年に作曲した交響曲第3番「デ・ゼスパス」をとりあげる。 ランドスキはマルグリット・ロンにピアノを師事し、 パリ音楽院に入学し、指揮法をピエール・モントゥーに、 作曲をオネゲルに学んだ。 …

チャールズ・ヒューバート・パリーの交響曲第3番ハ長調「イギリス」を聴く

今回は1848年に生まれたイギリスの作曲家パリーが、 1888年から89年の間に作曲した 交響曲第3番ハ長調「イギリス」をとりあげる。 この交響曲はハンス・リヒターに献呈された。 今回聴いたCDはマティアス・バーメルト指揮、 ロンドン・フィルハーモニー管…

ルーズ・ランゴーの交響曲第3番「青春のさざめき」BVN96を聴く

今回は1893年に生まれたデンマークの作曲家ルーズ・ランゴーが、 1915年から1916年にかけて作曲した交響曲第3番「青春のさざめき」をとりあげる。 この交響曲は1925年から33年にかけて改訂された。 今回聴いたCDはトマス・ダウスゴー指揮、 デンマーク国…

ローベルト・シューマンの交響曲ト短調「ツヴィッカウ」WoO.29を聴く

今回は1810年に生まれたドイツの作曲家シューマンが、 作曲し未完のままで終わったツヴィッカウ交響曲をとりあげる。 今回聴いたCDはフランク・ベールマン指揮、 ロベルト・シューマン・フィルハーモニーの演奏によるもので、 M.ヴェントのクリティカル・…

ウィリアム・ハーシェルの交響曲第13番ニ長調を聴く

今回は1738年に生まれたイギリスの作曲家ハーシェルが、 1762年に作曲された交響曲第13番ニ長調をとりあげる。 今回聴いたCDはマティアス・バーメルト指揮、 ロンドン・モーツアルト・プレイヤーズの演奏による。 第1楽章アレグロ・アッサイは、 弦楽器に…

グロリア・コーツの交響曲第15番「モーツアルトを讃えて」を聴く

今回は1938年に生まれたアメリカの作曲家グロリア・コーツが、 2004年から翌05年に作曲した交響曲第15番をとりあげる。 副題は「モーツアルトを讃えて」である。 今回聴いたCDはミハエル・ボーダー指揮、 ウィーン放送交響楽団の演奏による。 冒頭から重層…

ジョルジュ・エネスコの交響曲第1番変ホ長調作品13を聴く

今回は1881年に生まれたルーマニアの作曲家エネスコが、 1904年から翌05年に作曲した交響曲第1番変ホ長調作品13をとりあげる。 今回聴いたCDはクリスティアン・マンデール指揮、 “ジョルジュ・エネスコ”ブカレスト・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による…

アレクサンドレ・タンスマンの交響曲第9番を聴く

今回は1897年に生まれたポーランドの作曲家タンスマンが、 1957年から翌58年にかけて作曲した交響曲第9番をとりあげる。 今回聴いたCDはオレグ・カエターニ指揮、 メルボルン交響楽団の演奏による。 第1楽章アレグロ・コン・モート- ウン・ポコ・ピュ・…

ヨシプ・ストルチェル=スラヴェンスキのオリエンタル交響曲を聴く

今回は1896年に生まれたユーゴスラヴィアの作曲家、 ヨシプ・ストルチェル=スラヴェンスキが、 1934年に作曲したオリエンタル交響曲をとりあげる。 スラヴェンスキはクロアチアのチャコヴェツに生まれ、 (CDの解説書ではなぜかザグレブになっている) ブ…

カール・ライネッケの交響曲第3番ト短調作品227を聴く

今回は1824年に生まれたドイツの作曲家カール・ライネッケが、 1895年に作曲した交響曲第3番ト短調作品227をとりあげる。 今回聴いたCDはヘリベルト・バイセル指揮、 フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団の演奏による。 この曲は作曲された翌年…

ハンフリー・サールの交響曲第2番作品33を聴く

今回は1915年に生まれたイギリスの作曲家ハンフリー・サールが、 1958年に作曲した交響曲第2番作品33をとりあげる。 ハンフリー・サールは、ロンドンの王立音楽大学で学び、 ジョン・アイアランドに師事した作曲家である。 セリー技法を取り入れた作品を残…

トマス・マルコの交響曲第8番「大地の舞曲」を聴く

今回は1942年に生まれたスペインの作曲家トマス・マルコが、 2008年に作曲した交響曲第8番「大地の舞曲」をとりあげる。 今回聴いたCDはホセ・セレブリエール指揮、 マラガ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるものである。 第1楽章ゴンドワナ大陸は…