Mars&Jupiter おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

おおくぼっち(大久保っち)です。話題はハーバーフェルトトライベンや音楽、ウォーキング、城の魅力などです。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘイッキ・ライティネンの「悪魔のヘラジカ狩り(Hiien hirven)」を聴く

今回取り上げるのは、1943年生まれのヘイッキ・ライティネンが、 作曲した「悪魔のヘラジカ狩り(Hiien hirven)」である。 シベリウス音楽院で民俗音楽と作曲を学んで、 フィンランドの民謡の収集などに力を注いでいる。 今回聴いたCDはマッティ・ヒヨッキ…

ベルンハルト・ヘンリク・クルーセルのディヴェルティメントハ長調作品9を聴く

今回取り上げるのは、1775年生まれのクルーセルが作曲し、 1823年に出版されたディヴェルティメントハ長調作品9である。 今回聴いたCDはサルヴァドール・ミールのオーボエ、 アナトーリ・ロマノフのヴァイオリン、 サンクト・ペテルブルク・トリオの演奏…

スヴェインビョル・スヴェインビョルソンの舞曲ロ短調を聴く

今回取り上げるのは、1847年アイスランド生まれの、 スヴェインビョルソンが、1922年頃に作曲した舞曲ロ短調である。 今回聴いたCDはニナ・マルケルト・グリムスドッティルのピアノ演奏による。 軽快なリズムと軽やかな旋律で始まるピアノの小曲である。 …

エドヴァルド・グリーグのカンタータ「故郷への帰還」作品31を聴く

今回取り上げるのは、1843年生まれのグリーグが、 1872年に作曲したカンタータ「故郷への帰還」作品31である。 今回聴いたCDはホーカン・ハーゲガートのバリトン、 ネーメ・ヤルヴィ指揮、エーテボリ交響楽団、 および男声合唱団の演奏による。 ホルンの響…

ヨハン・ハルヴォルセンの「トロルの踊り」を聴く

今回取り上げるのは、1864年生まれのハルヴォルセンが、 1922年に作曲した「トロルの踊り」である。 ノルウェーのおとぎ話作品37の中の1曲である。 ハルヴォルセンは若い時期からヴァイオリニストとして活動し、 オスロやストックホルムで音楽を学び、 ライ…

ルドヴィグ・イルゲンス=イェンセンのボルス(ホル)の歌を聴く

今回取り上げるのは、1894年生まれのノルウェーの作曲家、 イルゲンス=イェンセンが1938年に作曲したボルス(ホル)の歌である。 今回聴いたCDはビャーテ・エンゲセット指揮、 アイスランド交響楽団の演奏による。 ハープと弦楽器が奏でる優しい旋律で始ま…

オイステン・ソンメンフェルトの小序曲作品11を聴く

今回取り上げるのは、1891年生まれのノルウェーの作曲家、 ソンメンフェルトが作曲した小序曲作品11である。 ソンメンフェルトはファルティン・ヴァーレンに短期間師事し、 その後パリにわたりナディア・ブーランジェの授業を受けた。 今回聴いたCDはビャ…

ゲイル・トヴェイトのハルダンゲルの100の旋律作品151よりハルダンゲルのビールを聴く

今回取り上げるのは、1908年生まれのノルウェーの作曲家、 トヴェイトが1954年に作曲したハルダンゲルのビールである。 この作品はハルダンゲルの100の旋律作品151の中の、 第4組曲(結婚式組曲)第60番にあたる。 今回聴いたCDはビャーテ・エンゲセット指…

グンナル・イェルストレムの伝説を聴く

今回取り上げるのは、1891年生まれのノルウェーの作曲家、 イェルストレムが作曲した伝説である。 グンナル・イェルストレムは、オスロに生まれ、 ピアノをナンネ・ストームなどに師事し、 25歳の頃ピアニストとしてデビューした。 その後ウィーンへ行き作曲…

エドヴァルド・フリフレート・ブレインの「外海にむけて」を聴く

今回取り上げるのは、1924年生まれのブレインが、 1947年に作曲した「外海にむけて」である。 エドヴァルド・フリフレート・ブレインは、 ノルウェーの作曲家で、パリに留学して作曲を学び、 指揮者としてもデビューし、活躍した人物である。 今回聴いたCD…

エイヴィン・グローヴェンのヤラルヨード序曲作品38を聴く

今回取り上げるのは、1901年生まれのグローヴェンが、 1950年に作曲したヤラルヨード序曲作品38である。 エイヴィン・グローヴェンはノルウェー生まれの作曲家で、 最初教師を務めていたが、作曲に専念するために退職し、 オスロに住んでからは、ノルウェー…

ハーラル・セーヴェルーのヴァイオリンと管弦楽のためのロマンツァ作品23aを聴く

今回取り上げるのは、1897年生まれのセーヴェルーが、 1942年に作曲したロマンツァ作品23aである。 ヴァイオリンと管弦楽のための作品である。 今回聴いたCDはカトリーネ・ブヴァルプのヴァイオリン、 ウーレ・クリスチャン・ルード指揮、 スタヴァンゲル…

ヒューゴ・アルヴェーンの「ロスラーゲン」よりポルカを聴く

今回取り上げるのは、1872年生まれのアルヴェーンが、 作曲した「ロスラーゲン」よりポルカである。 今回聴いたCDはオッコ・カム指揮、 ヘルシンキボリ交響楽団の演奏による。 呼応するような旋律で始まり、 明るく楽しいポルカである。 中間部の抒情的な…

ヘイノ・カスキの「夜の海辺にて」作品34の1を聴く

今回取り上げるのは、1885年生まれのカスキが、 1921年に作曲した夜の海辺にて作品34の1である。 今回聴いたCDは館野泉のピアノ演奏による。 流れるように奏でられる抒情的な旋律と、 海の波を思わせる音型が絡んでいく。 ロマンティックで切なさも感じる…

セリム・パルムグレンの5月の夜作品27の4を聴く

今回取り上げるのは、1878年生まれのパルムグレンが、 1907年に作曲した5月の夜作品27の4である。 今回聴いたCDは館野泉のピアノ演奏による。 伴奏の上で流れる旋律がみずみずしい。 北欧の神秘的な雰囲気も感じさせる曲である。

アーッレ・メリカントの牧歌作品73の1を聴く

ここのところ忙しかったこともあり、 ブログを書くのを休んでいました。 今回から再開し、無理ない程度にやろうと思っています。 今が夏の時季であることから、 今回から北欧編に入ろうと思います。 今回取り上げるのは、1893年生まれのメリカントが、 作曲…