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エドヴァルド・グリーグの叙情小品集第4集作品47を聴く

今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品で、
1885年から87年に作曲された叙情小品集第4集作品47をとりあげる。
今回聴いたCDは、ユハニ・ラゲルスペッツの、
ピアノ演奏によるものである。
第1曲「即興的ワルツ」は、軽快なテンポで始まり、
旋律のところどころに北欧風の部分が現れる。
グリーグらさしを十分に感じさせる曲である。
第2曲「アルバムの綴り」は、流れるような旋律で始まり、
民謡的な旋律、駆け上がるような旋律、
輝きを感じさせるような旋律など変化がみられる。
第3曲「メロディー」は、やや感傷的な旋律で始まる。
ここでも断片的に旋律の中に北欧らしさがみられる。
第4曲「ハリング」は、ノルウェー舞曲である。
力強く躍動感のある楽しい感じの曲である。
第5曲「メランコリー」は、前の曲とは対照的で、
タイトル通り物憂げな旋律の曲である。
第6曲「飛び跳ね舞曲」も、軽快な舞曲で、
力強く生き生きとした旋律が跳躍した感じを伝える。
第7曲「悲歌」は、素朴な旋律で始まり、
淡々と悲しみ満ちた旋律が奏でられる。