昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
夜は天王町のぼんぐ里で酒を飲む。
ここは日本酒の種類が豊富で、料理もうまい。
今回とりあげるストラヴィンスキーの作品は、
1944年に作曲されたカンタータ「バベル」である。
この作品は旧約聖書の創世記からテキストは採っているようで、
ナレーターと男声合唱と管弦楽で演奏される作品である。
アメリカの作曲家ナサニエル・シルクレットが、
聖書を題材にした作品を書くように自分も含めた7人の作曲家に、
委嘱をしたのが彼の作曲したきっかけになっているようだ。
他にはシェーンベルク、タンスマン、ミヨー、トッホ、
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコが関わっており、
連作としてジェネシス組曲ともよばれている。
カンタータ「バベル」は1945年11月18日に初演されたようだ。
今回聴いたCDはジョン・コリコスのナレーター、
エルマー・アイスラー合唱指揮のトロント祝祭合唱団、
ストラヴィンスキー指揮、CBC交響楽団による演奏。
低弦によるオスティナート風の音型に続き、
木管楽器とナレーターが入ってくる。
そしてナレーターの話が終わると、男性合唱が入ってくる。
その合唱が終わると管弦楽のみの演奏となり、
ナレーターも時々入り曲が進行し、最後は静かに終わる。