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ボフスラフ・マルティヌーの弦楽四重奏曲第3番H.183を聴く

昨日は雨が激しく降っていたため、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、マルティヌー室内楽曲である。
弦楽四重奏曲第3番H.183は、1929年に作曲された。
今回聴いたCDは、シュターミッツ弦楽四重奏団の演奏による。
第一楽章アレグロは、冒頭から弓で叩くリズムに、
マルティヌーらしい個性がこの第3番から強烈に出ている。
リズミカルで躍動感ある音楽で、弦楽器同士の掛け合いがいい。
チェロが民謡風の旋律を奏でて、民族主義的な部分が出ている。
最後も冒頭の部分が現れ、軽快に終わる。
第二楽章アンダンテは、冒頭でヴィオラが奏でる旋律をもとに曲が進行し、
中間部ではユニゾンで別の旋律が奏でられ、再びヴィオラが旋律を奏で、
チェロがそれを受け継ぎ、最後はおだやかな感じで終わる。
第三楽章ヴィーヴォは、速いテンポで躍動的な旋律が奏でられ、
繰り返すリズムの上で、ヴァイオリンが奏で、他の楽器も絡み、
最後上昇するように盛り上がりをみせて華やかに終わる。