2016-01-17 アントン・ブルックナーの「この場所は神が作り給う」WAB23を聴く アントン・ブルックナーの作品 今回取り上げるのは1824年生まれのブルックナーが、 1869年に作曲した「この場所は神が作り給う」WAB23である。 今回聴いたCDはマルティン・フレーミヒ指揮、 ドレスデン十字架合唱団の演奏によるもの。 献堂式のためのミサとして作曲され、8月11日リンツで初演された。 クレムスミュンスターのベネディクト教団の、 オットー・ロイデル司教に献呈された作品である。 4声によるアカペラによる短い合唱曲であり、 絡み合う旋律が美しく、素朴な感じの曲である。