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おおくぼっち(大久保っち)です。話題はハーバーフェルトトライベンや音楽、ウォーキング、城の魅力などです。

フランシス・クープランの王宮のコンセール第1番ト長調を聴く

昨日はウォーキングを休みました。
長く続いた中世・ルネサンスバロック音楽の特集も、
そろそろ今週くらいで終わりにしようと思う。
今回とりあげるのは1668年に生まれたフランシス・クープランの作品。
王宮のコンセール第1番ト長調は、1722年出版された。
聴いたCDはヴィーラント・クイケンのバス・ガンバ、
ジギスヴァルト・クイケンバロック・ヴァイオリンとバス・ガンバ、
バルトルト・クイケンフラウト・トラヴェルソ
ジャニーヌ・ルービンリヒトのバロック・ヴァイオリン、
ユルク・シェフトラインのバロックオーボエ
ミラン・トゥルコヴィッツバロックファゴット
ロベール・コーネンのチェンバロ演奏によるもの。

曲はプレリュード-アルマンドサラバンド
ガヴォット-ジーク-メヌエットで構成されている。
ゆったりとしたテンポで始まるプレリュードは、
フラウト・トラヴェルソが導き手となり進行していく。
これに続くアルマンド舞曲はオーボエが旋律を奏で、
ファゴットがそれに応えるように絡んでいく軽快な曲。
サラバンドは弦楽器中心に悲しげな旋律が奏でられていく。
続くガヴォットは、オーボエファゴット中心に展開される軽快な舞曲。
ジークは弦楽器中心に軽快で流れるような旋律が奏でられていく。
最後のメヌエットは王宮らしい優雅さを持った曲で、
フラウト・トラヴェルソオーボエファゴットが、
お互い絡み合いながら展開される素朴な曲である。