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矢代秋雄の交響曲を聴きながら、希望が丘から三ツ境まで歩く

昨日は希望が丘から三ツ境駅まで歩き、帰りは二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは1929年生まれの矢代秋雄交響曲
今回からは交響曲日本編の補足をしたい。
東京で生まれた矢代秋雄は、5歳からピアノを学び、
10歳から諸井三郎に師事し、その4年後には橋本國彦に師事した。
1945年より東京音楽学校で学び、卒業後はパリ音楽院に留学した。
1959年に帰国して、作曲活動・教育活動に従事した。
交響曲は、日本フィルハーモニー交響楽団の委嘱により、
1958年に作曲されたということである。

第一楽章「前奏曲アダージョモデラートは、
静かに神秘的に始まるところがフランス的である。
その後主題が奏され、ストラヴィンスキー風に、
一方で印象主義的な幻想的な感じも持ちながら、
刻々と音楽は色彩的な変化を遂げていき、消えるように終わる。
第二楽章「スケルツォ」ヴィヴァーチェは、軽快に始まり、
繰り返されるリズムがユニークであり、幻想的である。
短い楽章ではあるが、迫力もあり印象的である。
第三楽章レントは、ソナタ形式的な変奏曲のようだ。
イングリッシュ・ホルンが淡々と演奏する主題から始まる。
このゆるやかな楽章の中では打楽器が活躍するが、
そこには日本的な部分を感じもするし、
なぜかショスタコーヴィチ交響曲第15番の
ハイドン交響曲を使った部分をも思わせたりもする。
最後は静かに終わり、終楽章に続く。
第四楽章アダージョアレグロ・エネルジーコは、
重々しい感じの序奏から始まり、その後弦楽器が主題を奏し、
その主題をもとにソナタ形式による展開が始まる。
躍動感のある音楽が木管楽器中心に展開されていく。
それはバルトーク風でもあり、情熱的である。
最後は金管楽器を中心に華々しく終わる。