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おおくぼっち(大久保っち)です。話題はハーバーフェルトトライベンや音楽、ウォーキング、城の魅力などです。

ヨハン・セバスティアン・バッハのトリオ・ソナタBWV1039を聴く

一昨日、昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
1720年頃作曲したトリオ・ソナタBWV1039である。
ヨハン・セバスティアン・バッハの膨大な量の作品を
しばらくの間、取り上げていきたいと思います。
今回聴いたCDはフランス・ブリュッヘン
レオポルド・シュタストニーのトラヴェルソ
ニコラウス・アーノンクールのチェロ、
ヘルベルト・タヘツィのチェンバロの演奏による。
第一楽章アダージョは、ゆったりとしたテンポで、
2本のトラヴェルソにより主題が奏でられていく。
この主題は有名なものなのでなので聴いたことがあるだろう。
ヴィオラ・ダ・ガンバチェンバロのためのソナタ第1番BWV.1027の
原曲とされている作品なので無理もないことだろう。
第二楽章アレグロ・マ・ノン・プレストは、
2本のトラヴェルソが軽快な主題を奏でていく。
互いに絡みあいながら、華やかさも伝えている。
第三楽章アダージョ・エ・ピアノは、
2本のトラヴェルソが奏でる叙情的な旋律が印象的である。
それを他の楽器がそっと支えている感じである。
第四楽章プレストは、明るく軽快な主題が奏でられて始まる。
2本のトラヴェルソが絡み合いながら進行し、
最後は華やかさを残しながら、颯爽と終わる。