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グスタフ・ホルストの「いまこそ解き放たれ」 H.127を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

昨日は三枚町から西谷まで歩きました。
途中聴いたのはホルストの8声合唱のための合唱曲である。
「いまこそ解き放たれ(NUNC DIMITTIS)」 H.127は1915年に作曲された。
CDの解説によると当時ウェストミンスター大聖堂の
オルガニストであったリチャード・テリーのために作曲されたようだ。
1915年に初演されたが、それ以後作品は忘れ去られ、
作曲者の娘イモージェン・ホルストによる改訂版が初演されたのが1974年で、
ティーブン・ウィルキンソン指揮、BBCシンガーズによる演奏だったようだ。
今回聴いたCDはイソベル・コーリアのソプラノ、ホルスト・シンガーズ、
ヒラリー・ディヴァン・ウェットン指揮、ホルスト管弦楽団による演奏である。
浮き上がるような男声合唱に女声合唱が加わり歌うその合唱に続き、
ソプラノ独唱が加わり、そして展開されるその合唱は、
ポリフォニックな響きを持ち、ルネサンス音楽を感じさせる。
最後盛り上がりをみせ、アーメンで終わる短い曲だが、
そのハーモニーは美しくホルストらしい素晴らしい作品である。