2016-09-10 ハヴァーガル・ブライアンの交響曲第6番「悲劇的交響曲」を聴く ハヴァーガル・ブライアンの作品 今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、 1948年に作曲した交響曲第6番「悲劇的交響曲」である。 演奏はアレクサンダー・ウォーカー指揮、 新ロシア国立交響楽団によるものである。 単一楽章制にもとづく作品で、低弦の音に続き、 金管楽器や打楽器が加わっていく。 低弦とトランペットが絡み合いながら、 やがてシロフォンと低弦による部分が続き、 途中からは弦楽器を中心に旋律が奏でられる。 その後は金管楽器と弦楽器が加わり、 打楽器と現楽器で盛り上がり、最後穏やかに終わる。