昨日は雨と強風のため、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、マルティヌーの器楽楽曲。
リトルネッロ集H.227は、1932年に作曲された作品である。
今回聴いたCDは、フィルクスニーのピアノ演奏による。
第1曲アンダンテは、上昇する音に導かれ現れる主題が、
何度も繰り返されていく短い曲である。
第2曲間奏曲第1番アンダンティーノは、
きらびやかな音の部分がマルティヌーらしい。
軽快で楽しい感じの短い曲である。
第3曲アンダンテは、おだやかな曲で、
フランスの印象派的な部分も感じさせる作品である。
第4曲間奏曲第2番アンダンテは、
短い序奏のあと駆け抜けるように速い旋律が奏でられる。
それは滑稽でユニークであるが、技巧的な作品である。
第5曲アレグロ・ヴィーヴォは、ゆっくりと奏でる旋律で始まる。
夜想曲的な雰囲気の曲で、最後も幻想的な感じで終わる。