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ヘルマン・ゲッツのヴァイオリン協奏曲ト長調作品22を聴きながら、上星川から鶴ヶ峰まで歩く

昨日は上星川駅から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは1840年生まれのヘルマン・ゲッツの作品。
ケーニヒスベルク出身の彼は、ベルリンのシュテルン音楽院で、
音楽を学んだあと、ヴィンタートゥール市でオルガニストとして赴き、
その後はチューリヒに移り住み、ピアニスト、作曲家だけでなく、
指揮者・音楽評論家としても活動したようだ。
ヴァイオリン協奏曲ト長調作品22は1868年に作曲された。
今回聴いたCDは、ロマン・シマーのヴァイオリン、
シューリヒト指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏による。

アレグロ・ヴィヴァーチェは、冒頭から、
金管楽器も加わったロマン派らしい序奏に続き、
ヴァイオリン・ソロが入り、甘い旋律を奏でていく。
アンダンテは、ブラームスの作品を聴いているように
ヴァイオリン・ソロが、穏やかで牧歌風の旋律を奏でていく。
アレグロ・ヴィヴァーチェは、ヴァイオリン・ソロが
軽快なテンポで旋律を奏でて活躍する。
ここでヴァイオリン・ソロによるカデンツァが入る。
ピチカートを入れ、技巧的な演奏を入れていく。
ヴィヴァーチェ・スケルツァンドは、再び軽快なテンポで
管弦楽とヴァイオリン・ソロがかけあいながら、
最後は一気に盛り上がって華やかに終わる。