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アラン・ホヴァネスの「主の祈り(The Lord’s Prayer)」作品35を聴く

今回取り上げるのは、1911年生まれのホヴァネスが、
1962年に作曲した「主の祈り(The Lord’s Prayer)」作品35である。
チャールズ・ウェスレーの詩に基づく作品である。
今回聴いたCDはエリック・プルッツのオルガン、
ドナルド・ピアソン指揮、セント・ジョンズ少年少女合唱団、
セント・ジョンズ大聖堂合唱団の演奏による。
キリスト教における最も代表的な祈祷文であるが、
ホヴァネスのこの作品は一風変わっている。
オルガンの淡い音に導かれ、少年合唱と混声合唱が歌い出す。
その旋律は東洋的な感じでもあり、神秘的である。
最後はアーメンを歌って穏やかに終わる。