Mars&Jupiter おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

おおくぼっち(大久保っち)です。話題はハーバーフェルトトライベンや音楽、ウォーキング、城の魅力などです。

エルッキ・メラルティンの交響曲第1番ハ短調作品30の1を聴く

今回は1875年生まれのフィンランドの作曲家、
エルッキ・メラルティンが1902年に作曲した、
交響曲第1番ハ短調作品30の1である。
今回聴いたCDの演奏はレオニード・グリン指揮、
タンベレ・フィルハーモニー管弦楽団のものである。
第一楽章アダージョアレグロモルトモデラート・エド・エネルジーコは、
悲劇的な感じで弦楽器と金管楽器で力強く始まり、第一主題が奏でられ、
そのあと対照的で明るく軽快な第二主題が現れる。
そのあと各主題が変形される展開部に入る。
金管楽器が鳴り響き、盛り上がったりもするが、
いったん静まり、金管楽器が鳴り響き再現部に入る。
金管楽器の鳴り響くところはブルックナー風である。
最後は金管楽器中心に盛り上がって力強く終わる。
第二楽章アダージョは、弦楽器中心に抒情的な旋律が奏でられて始まる。
美しい旋律であり、金管楽器も加わり盛り上がっていく。
そのあとは弦楽器中心に進行し、木管楽器金管楽器も絡み、
最後は静かになり、穏やかに終わる。
第三楽章スケルツォ(アレグロ・ヴィヴァーチェ)は、
木管楽器から始まり、弦楽器が生き生きとした旋律を奏で、
フーガ風な旋律の受け渡しをしていき、
そのあと舞踏的な旋律が、中心になる。
中間部は木管楽器が活躍し、牧歌的な感じの音楽となる。
そして再びスケルツォ主題が繰り返されるが、
ブルックナーの影響を感じさせるところがある。
弦楽器中心に最後は静かに終わる。
第四楽章フィナーレ(アレグロ・ヴィヴァーチェ)は、
明るく生き生きとした旋律が奏でられて始まる。
弦楽器と金管楽器を中心に、木管楽器も絡んでいく。
行進曲のように推進力のある音楽を展開していき、
木管楽器が奏でた旋律を金管楽器が引き継ぎ、
最後は盛り上がったところで輝かしく終わる。