昨日は横浜から星川駅まで歩きました。
途中聴いた曲は、ブルックナーの交響曲第7番ホ長調。
交響曲第7番ホ長調は、1881年から1883年にかけて作曲された。
聴いたCDは、原典版(ノヴァーク版)によるもので、カール・ベーム指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
高校時代にはマタチッチ指揮のレコードをよく聴いたものである。
ベーム盤はCDプレーヤーが初めて出た時に最初に買ったCDがこれだ。
久しぶりに聴いてみようと思って、聴いてみた。
第一楽章アレグロ・モデラートの冒頭から、壮大な感じである。
短いヴァイオリンの伴奏に乗り、チェロが朗々と第一主題を奏し、
そして弦楽器がその主題を繰り返し、雄大な自然を感じさせる。
そのあと管楽器中心に第二主題を奏でていき、
金管楽器が加わり盛りあがりを見せたあと、第三主題が現れる。
展開部のところではブルックナーの音楽の魅力に満ちている。
ベーム盤は比較的あっさりと演奏しているようにもみえるが、
決して曲の魅力を損なうものではなく、自然な感じである。
再現部を経て、最後のコーダは第一主題をもとに強い推進力で、
徐々に金管楽器で盛りあがりをみせながら堂々と終わる。
第ニ楽章アダージョは、冒頭からのテューバ四重奏に、
コントラバス・テューバが加わった合奏による第一主題で始まり、
「非常に厳粛に、かつ非常にゆっくりと」となっている。
第二主題は弦楽器によって奏される甘美な旋律である。
ワグナーの死を悼むブルックナーの心情が表現された楽章である。
第一主題が再現されてからは、この主題が繰り返されながら、
クライマックスを築き、いったん静まり、そのあとは弦楽器や
木管楽器により寂しさを訴えるような音楽が奏でられ、
ホルンの暖かい響きの中、消え入るようにして静かに終わる。
第三楽章スケルツォは、弦楽器とトランペットなど金管楽器により、
歯切れのいいリズムと舞踏的ないくらか狂乱的な旋律が奏でられていく。
中間部のトリオは対照的にのびやかで穏やかな田園風の音楽である。
それが終わると冒頭の部分が再び繰り返され、荒々しさが戻ってくる。
金管楽器が活躍し、盛りあがりをみせて最後歯切れよく終わる。
第四楽章フィナーレは、第一楽章の第一主題をもとにした第一主題が奏され、
続いてヴァイオリンによってコラール風の第二主題が奏される。
そして金管楽器のトッティが入り、その後これらが短い展開部で展開され、
再現部で第一主題が奏されて、第一楽章の第一主題の動機が登場し、
主題が繰り返す中、徐々にも盛り上がりを見せて、最後力強く終わる。