今回でブルックナー編は終わりにしたいと思います。
今日は久しぶりに三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1824年生まれのブルックナーが、
1894年に作曲した交響曲第9番ニ長調WAB109である。
聴いたCDはヘルベルト・ケーゲル指揮、
ライプチヒ放送交響楽団の演奏による。
第一楽章「荘重に、神秘的に」は弦のトレモロによって始まり、
ホルンの吹奏が加わり、孤高な世界を感じさせる音楽となる。
その後盛りあがり、主部に入って力強い第一主題が強奏で現れる。
第二主題は対照的に優しい感じの旋律がヴァイオリンに現れ、
もう一つの主題は牧歌的な感じの旋律である。
展開部に入ってからの展開はドラマティックであり、
盛り上がりと静寂さが繰り返されていく。
ケーゲル盤は金管楽器が鳴り響くところの乱れと素朴さがあっていい。
テンポが急に早まり、オーケストラの楽器がついてないところもみられるが、
行き詰る最後のところまで一気に聴かせるところもなかなかいい。
第二楽章スケルツォ(速く、いきいきと)は、三部形式である。
精神の狂乱ともいえるような不気味なスケルツォ主題が奏でられる。
軽快なテンポで進んで、打楽器と金管楽器の活躍がいい。。
中間のトリオは回想的な感じの旋律である。
再び冒頭のスケルツォ主題が登場し、勢いよく終わる。
第三楽章アダージョ(遅く、荘重に)は、ゆったりしたテンポで始まり、
金管楽器が奏でる旋律は、大自然を感じさせる音楽である。
比較的速いテンポで進められていき、
最後ホルンが鳴り響いて静かに終わる。
ケーゲル盤は音楽を忠実に表現しようとしている感じを受け、
いい演奏であると思うし、緊張感もあってとてもいい。
今回でアントン・ブルックナー編を終わりにしたいと思います。
なお、今回までとりあげたブルックナー編のCD等の情報は、
以下のアドレスの各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://userweb.pep.ne.jp/okubocchi07_treiben/composer_home.html
参考にしていただければ幸いです。