今日は、横浜から星川駅まで歩きました。
今日聴いたのは1874年生まれのホルストの作品。
ホルストについては有名な作曲家なので、略歴は省略する。
2つのヴァイオリンと小オーケストラのための二重協奏曲作品49は、
1929年に作曲された作品で、当時イングランド中心に活躍していた
ハンガリー出身のヴァイオリン奏者であるアディラ・ファキーリと
イェリー・ダラーニの姉妹のために作曲された。
初演は1930年4月3日クイーンズ・ホールで、
オスカー・フリートの指揮で行われ、同年9月18日に、
作曲者自身の指揮でプロムス(プロムナード・コンサート)にて行われた。
今回はアンドリュー・ワトキンス、ニコラス・ウォードのヴァイオリン、
ヒコックス指揮、シティ・オブ・ロンドン・シンフォニアの演奏で聴いた。
第一楽章スケルツォは、低弦のオスティナート的な動きに合わせ、
管弦楽の序奏に続き、2つのヴァイオリン独奏が入り、
独奏ヴァイオリンが弾く旋律は、叙情的で民謡的なものであるが、
2つのヴァイオリンは別々の旋律を弾いていくのがおもしろい。
軽快な感じで曲は進行し、最後静かに終わる。
第二楽章ラメントは、1つのヴァイオリンの独奏で始まり、
それにもう一つのヴァイオリンが遅れて絡んでくる。
ゆったりとしたテンポの中で、一方のヴァイオリンが伴奏的に、
一方が主旋律を弾くように始まるが、やがて両者の関係は逆転し、
やがてはそれぞれ別々の旋律を奏でていき、
最後管弦楽が加わり、ヴァイオリンは叙情的な旋律を弾いていく。
その旋律は管弦楽に引き継がれ、管弦楽のみとなり静かに終わる。
第三楽章固執低音に基づく変奏曲は、1つのヴァイオリンの旋律を、
もう一つのヴァイオリンが追いかけ、対位法的な展開をしていく。
このオスティナート風の旋律は管弦楽の各楽器にも引き継がれ、
執拗に繰り返されていくが、いかにもホルストらしい作品である。
中間部は2つのヴァイオリン独奏が中心となり、
第二楽章を思い起こさせるようなゆったりした音楽となる。
その背後でティンパニがオスティナート風の旋律を鳴らし、
やがて管弦楽がその旋律を全体で鳴らし、華やかに終わる。