昨日は子安駅から国道一号線に入って、川崎駅まで歩きました。
子安駅から大口にかけての商店街をいつも一号線沿いに歩く時、
横目で見ているだけだったので、その中を歩くことができて新鮮であった。
神明町にあるたけくま酒店に行き、正月用に日本酒を買いました。
途中聴いたのは、1770年生まれのベートーヴェンの作品。
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」は、
1808年から1809年にかけて作曲され、1811年初演された。
聴いたCDは、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリのピアノ、
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、ウィーン交響楽団の演奏によるもの。
1979年のライブ録音による有名な盤であるが、ずっと以前に買ったまま、
聴いていなかったので、今回開封して聴いてみることにした。
第1楽章アレグロは、ソナタ形式で書かれている。
管弦楽のトッティに続き、ピアノ独奏が入り、これを繰り返す序奏に続き、
堂々とした主題が管弦楽によりゆったりとしたテンポで奏される。
そしてピアノが入り、この主題を奏で、ピアノ独奏がこの主題をもとに
これを変形させながら、甘美的に、しかし時にダイナミックに演奏していく。
そして管弦楽とピアノの競演が続くが、さすがミケランジェリらしく、
ピアノの音へのこだわりがあるのだろうなと思わせるくらいに、
ピアノの一音一音がはっきりと聞こえ、リズムも冴えている。
管弦楽はそれを邪魔しないようにうまくサポートしている感じだ。
ピアノと管弦楽が互角に競演している感じで、まさに協奏曲らしい。
第2楽章アダージョ・ウン・ポコ・モッソは、変奏曲形式による楽章である。
弦楽合奏によりゆったりとしたテンポで田園風かつ叙情的な旋律を奏で、
そこに木管楽器が時々加わり、やがてピアノが入り甘美的に旋律を奏でていく。
ここからはピアノ独奏中心に音楽は進行し、ミケランジェリのピアノが冴える。
楽章の最後には第3楽章の動機がゆっくりと奏され、そのまま第3楽章に入る。
第3楽章アレグロは、ロンドとなっているが、ソナタ形式ともみることができる。
軽快な旋律がピアノによって奏され、管弦楽がその主題を繰り返す。
そのあとピアノ独奏中心に進行し、繊細な部分とダイナミックな部分が交互に現れ、
ミケランジェリの素晴らしい演奏を聴くことができ、美しいピアノの音が心地よい。
最後は管弦楽のトッティで堂々とした感じで全曲を閉じる。