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ミハイル・グリンカの劇音楽『ホルムスキー公』を聴く

今回取り上げるのは1804年生まれのグリンカが、
1840年に作曲した劇音楽『ホルムスキー公』である。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ソヴィエト国立交響楽団の演奏による。
このCDでは劇音楽『ホルムスキー公』から抜粋となっている。
第1曲序曲は、叙情的で力強い旋律で始まる。
金管楽器も加わり、華やかな部分もみせていく。
民謡風の旋律が木管楽器で現れ、他の楽器に受け継がれていく。
最後はいったん穏やかな感じになったあと盛り上がって終わる。
第2曲第2幕への間奏曲は、金管楽器が鳴り響いたあと、
弦楽器が民謡風の主題を奏でて繰り返していく。
弦楽器同士で旋律を交互にやりとりしていく部分が印象的である。
第3曲第3幕への間奏曲は、重々しい感じで始まり、
ホルンが鳴り響いたあと、弦楽器が舞踏風の旋律を奏で、
それに木管楽器が絡んでいき、金管楽器も加わり盛り上がって終わる。
第4曲第4幕への間奏曲は、行進曲風の旋律が金管楽器に現れ、
とても堂々とした感じの旋律が弦楽器と共に示される。
その主題が繰り返されたあとは、その主題が変形されていく。
そのあと穏やかな牧歌的な旋律が奏でられ、最後は力強く終わる。
第5曲第5幕への間奏曲は、激しく荒々しい旋律で始まり、
そのあとは民謡風の旋律が各楽器により引き継がれていく。
そして、ティンパニの音が弱く響く中、
弦楽器が穏やかな旋律を奏で、最後静かに終わる。