昨日は横浜から星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは1872年生まれのスクリャービンの交響曲。
幼い頃からピアノを始め、タエーネフに作曲を学び、
スヴェーレフにピアノを学んだようだ。
1888年にはモスクワ音楽院に転学し、
作曲をアレンスキー、ピアノをサフォーノフに師事し、
作曲科は修了できず、ピアノ科のみ単位を取得したようだ。
交響曲第2番ハ短調作品29は1901年に作曲された。
第1楽章アンダンテと第2楽章アレグロは、交響詩的で、
切れ目なく演奏され、ワグナー的で、ロマン派的である。
劇的なところはリストを思わせるところもあり、
クラリネット・ソロから他の楽器に受け継がれる旋律は、
甘美で耽美的であり、スクリャービンらしく、
第2楽章の最後は明るい感じで終わる。
第3楽章アンダンテは、森の中にいるような、
鳥のさえずりを思わせるようなさわやかな感じで始まる。
幻想的で夢の中にいるような音楽で、
途中大きな盛り上がりをみせるが、その後牧歌的な音楽になり、
最後は冒頭の鳥のさえずりが再び響いて終わる。
第4楽章テンペストーソと第5楽章マエストーソは、
切れ目なく演奏されるが、第4楽章の最初は嵐のような音楽で、
人間の苦悩や葛藤、激しい感情を思わせる曲である。
第5楽章では英雄的な主題が奏され、ワグナー的であり、
リヒャルト・シュトラウスの交響詩を聴いているようでもある。
ドイツ・ロマン派を思わせるような音楽で、
最後は明るすぎるくらいのフィナーレを迎えて終わる。