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おおくぼっち(大久保っち)です。話題はハーバーフェルトトライベンや音楽、ウォーキング、城の魅力などです。

ボフスラフ・マルティヌーのヴァイオリン・ソナタ ニ短調H.152を聴く

昨日は雪が降る予想でしたのでウォーキングを休みました。
今回取り上げるのはマルティヌー室内楽曲で、
1926年に作曲されたヴァイオリン・ソナタ ニ短調H.152である。
今回聴いたCDは、ボフスラフ・マトウシェクのヴァイオリン、
ペトル・アダメツのピアノの演奏による。
第一楽章アレグロモデラートは、
ピアノによる悲しげな旋律に始まり、
ヴァイオリンが加わって叙情的な主題を奏でていく。
もう一つの主題は対照的で明るい旋律である。
その二つの主題による提示部を経て、展開部に入り、
二つの主題は変形され、再現部で二つの主題が繰り返され、
最後は盛り上がったところで終わる。
第二楽章アンダンテ・モデラートは、
ピアノによる叙情的な旋律で始まる。
ヴァイオリンが主題を朗々と奏でていく。
ゆったりとした穏やかな楽章である。
第三楽章アレグロは、ヴァイオリンが生き生きとした旋律を奏で、
ピアノがそれに絡みながら、軽快なテンポで曲は進行していく。
最後は盛り上がって、力ぢよく終わる。