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シジスモンド・ディンディアの「つれないアマリッリ」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

昨日は、三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1682年頃生まれたディンディアの作品である。
シチリアで生まれたであろうとされている彼は、
イタリアの各地域を広く旅をして活躍した人物で、
トリノサヴォア公カルロ・エマヌエレ1世に仕えた時期の、
1611年から1623年の時期には特に世俗歌曲の、
傑作となる作品の数々を作曲したようである。
「つれないアマリッリ(Cruda Amarilli)」の作曲時期はわからない。
今回は、ずっと昔に買っていた未開封CDを開封して聴いてみた。
よくこんなCDを買ったもんだなあと我ながら感心してしまう。
ナイジェル・ロジャーズのテノール
アントニー・ベイルズのキタローネの演奏によるものである。
なお、キタローネ(Chitarrone)とはテオルボという弦楽器である。

「つれないアマリッリ(Cruda Amarilli)」は、
グァリーニの「忠実な羊飼い」の中の、
ミルティルロの台詞をもとに作曲されたモノディ様式の歌曲である。
モノディとは独唱歌曲のことであるようで、
当時のポリフォニックな音楽とは違い、
歌詞の内容が聞き易いことから好まれた音楽である。
ゆったりとしたキタローネの伴奏に乗って、
テノールが歌う曲は情熱的であるが、
歌詞を見ると愛ということばと、
死ということばが出てくる。
恋することとその苦しさを思わせる歌曲である。